null2

落合陽一様

アスラテックは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のシグネチャーパビリオン「null2(ヌルヌル)」で、ロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」による変形機構の制御などの技術協力を行いました。

「null2」は、落合陽一氏がプロデューサーを務めるパビリオンで、外側は「ミラー膜」という鏡面サーフェイスの外装で覆われています。このミラー膜をロボットアームなどで動かすことで、表面に映り込む風景がゆがみ、本パビリオンの外観に動的な変化をもたらします。また、内側の展示室内は、LEDディスプレイに囲まれた鏡面性のある空間で、生成AIが作り出す映像が絶え間なく流れる中、天井ではミラー膜に覆われたキューブをロボットアームが動かしており、来場者は不思議な体験をすることができます。

「null2」パビリオンの外観が動的に変化する様子

©Yoichi Ochiai
「null2」パビリオンの内部

パビリオンの天井に設置されたロボットアームで動くキューブ

アスラテックは大小計17台のロボットを複数同時運用するソフトウェアの開発およびモーション生成、ロボットで押し引き可能なミラー膜の開発について、幅広く技術協力いたしました。パビリオン外側にあるミラー膜に囲まれたボクセルの裏側には、合計16台のファナック株式会社のロボットアームが設置されており、ロボットアームで膜を引っ張ったり押したりひねったりすることで、本パビリオンの動的な外観を実現しています。また、パビリオン内側の展示室天井に設置されている、キューブがついたロボットアームは、天井や床面のLEDディスプレイと連携することで、これまでにない映像体験を実現します。

ロボットアームによって振動するミラー膜

ボクセル内部に設置されたロボットアーム

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サイズ/重量

ーm / ーkg

名称

null²

Category
Works with V-Sido