アスラテック株式会社は、日本電設工業株式会社が研究中の線路内工事で荷物運搬をするための「線路内運搬ロボット」の開発において、試作品となるミニモデルのハードウェア製作とロボット制御システム「V-Sido」による技術協力を行いました。
日本電設工業株式会社が開発を進める「線路内運搬ロボット」では、不整地において、砕石を崩さず線路を越えて移動をして荷物を運ぶことを目指しています。従来の線路内荷物運搬や隣の線路への荷物移動の手間を「線路内運搬ロボット」が効率化します。「線路内運搬ロボット」は、従来の運搬車両と同様に線路上での走行に加え、脚部先端に装着されたタイヤによる走行および足踏みを組み合わせた移動が可能です。これにより、荷物の効率的な運搬を目的とした、砕石の上の移動や線路の乗り越えを実現します。
現在は試作品となるミニモデルを用いて課題を抽出中で、アスラテックは、このミニモデルの開発において、技術協力を行いました。将来的には2mサイズで数十kgの荷物を砕石上で自由に移動して運ぶロボットの開発を目指しています。
「線路内運搬ロボット」のミニモデルは、「JECA FAIR 2025 ~第73回電設工業展~」で展示されました。