アスラテック株式会社
V-Sido対応の巨大4脚歩行ロボット「SR-02」の新モーション開発で技術協力を実施
アスラテック株式会社は、三精テクノロジーズ株式会社が所有する4足歩行型ライド「SR-02」の新しいモーションを追加するにあたり、ロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」による技術協力を行いました。
「SR-02」は、4足歩行により移動できる乗り物(ライド)で、主にエンターテイメント用途のロボットです。現在開発されているプロトタイプ機は、全長約3.6メートル、全幅約2.0メートル、全高約2.7メートル(歩行時)となっており、4人が搭乗した状態での歩行移動が可能です。従来から、歩行(前進/後退/右左折)をはじめ、人が乗降するための屈伸動作、ローリング、ピッチングなどの動きが可能でしたが、このたび、三精テクノロジーズとアスラテックの両社で協力をすることにより、前かがみの姿勢(前屈)、頭を上げた姿勢(後屈)の新モーションを追加しました。このモーション追加により、より多彩なパフォーマンスの実現が可能になります。
今回追加したモーションは、2025年9月16日~9月28日まで、2025年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)の会場内で開催される「未来のロボット展 Geared by V-Sido」に出展する、ロボットアームを搭載した仕様の「SR-02 Ver. GOI」にも実装されています。同展示会では、新しいモーションの実演やSR-02に取り付けられたロボットアームのデモンストレーションも披露する予定です(ロボットの動態展示は、展示会の会期中で不定期に行われる予定で、日程や時間帯によっては静態での展示となります)。なお、三精テクノロジーズとアスラテックは、大阪・関西万博に向けた戦略的パートナーシップを締結しており、「SR-02」の新モーションの開発や展示会出展はその一環として実施されました。
■「未来のロボット展 Geared by V-Sido」概要
イベント名 | 未来のロボット展 Geared by V-Sido |
会期 | 2025年9月16日(火)~9月28日(日) |
開館時間 | 午前9時~午後9時 |
開催場所 | 大阪・関西万博会場内 ロボット&モビリティステーション (エンパワーリングゾーン) |
【参考】プレスリリース『大阪・関西万博で「未来のロボット展 Geared by V-Sido」を開催』(2025年9月4日)
https://www.asratec.co.jp/2025/09/04/36990/

SR-02 実機写真

前かがみの姿勢(前屈)

頭を上げた姿勢(後屈)