アスラテック株式会社
株式会社東海林ファジィロボット研究所
アスラテックと東海林ファジィロボット研究所、
「MWC Barcelona 2026」におけるNTTドコモの展示に向け
「センサレス6Gロボット」の自律制御システムで技術協力
~ロボット側のセンサに依存しない高度な自律移動を実現~
アスラテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:酒谷 正人、チーフロボットクリエイター:吉崎 航、以下「アスラテック」)と、東京都公立大学法人発ベンチャーである株式会社東海林ファジィロボット研究所(本社:東京都日野市、代表取締役所長兼最高経営責任者:東海林優也、取締役兼最高研究責任者:久保田 直行、以下「東海林ファジィロボット研究所」)は、株式会社NTTドコモ(以下「NTTドコモ」)が開発した「移動台車付きセンサレス6Gロボット」とその自律制御システム(以下、ロボットと自律制御システムを合わせて「本ロボットシステム」)について、技術協力を行いました。本ロボットシステムは、2026年3月2日(月)からスペイン・バルセロナで開催される世界最大級のモバイル関連展示会「MWC Barcelona 2026」のNTTグループのブースで出展される予定です。
本ロボットシステムは、NTTドコモが提唱する6Gの価値の一つである「Network for AI」を具現化するコンセプトモデルです。ロボット本体に環境認識用のセンサを搭載せず、ネットワーク経由で外部センサ群と連携する「センサレス」構造となっているのが特徴です。ロボット自身が「目」を持たずとも、空間側に設置されたセンサが環境を把握し、ネットワークを通じてロボットを誘導することで、高度な自律制御が可能になります。
アスラテックは、ロボット本体のハードウェア製作および全体のシステムインテグレーションを担当しました。ロボットの外観はNTTドコモのキャラクター「ドコモダケ」を模した形状となっており、「PNEUMATIC BOT(ニューマティックロボット)」※1技術が使われています。ロボットの動作には、アスラテックが開発するロボット制御システム「V-Sido(ブシドー)」※2が採用されており、外部からの指示に対する滑らかな動作生成と、後述する異種ロボット間の連携制御を実現しています。また、移動台車による自律移動も可能です。
東海林ファジィロボット研究所は、自社のナビゲーションシステム「ToPo-FUZZY Navigation」※3の提供および実装を担当しました。「ToPo-FUZZY Navigation」は、ロボットの外部に設置された深度カメラやLiDARなどの情報をリアルタイムに処理し、トポロジカルマップ(環境地図)上での位置推定と経路計画を行います。これにより、センサを搭載しないロボットに対し、障害物を回避しながら目的地へ誘導する高度なナビゲーションを実現することが可能になります。
本ロボットシステムは、「MWC Barcelona 2026」におけるNTTグループブースの出展物「Living with AI and Robotics powered by 6G」にて展示される予定です。本展示に関しても、アスラテックおよび東海林ファジィロボット研究所は、デモンストレーションの運用設計や、紹介動画の制作において協力を行いました。
展示会場で実施されるロボットの実機動作デモンストレーションでは、会場内に設置した外部センサが取得した情報を基に、ロボットの周囲環境や位置情報をリアルタイムに再現した「仮想空間(デジタルツイン)」をモニターに表示し、ロボット本体にセンサがなくとも外部システムが環境を認識・追跡できる「センサレス」の仕組みを可視化します。また、展示会場で上映される本ロボットシステムの説明映像では、「ToPo-FUZZY Navigation」による自律移動の様子や、異なる種類のロボットがジェスチャーなどを通じて意思疎通を行う「異種ロボット間連携」の様子も紹介し、AIとロボットが共生する未来の姿を提示します。
なお、本ロボットシステムの映像は、以下よりご覧いただけます。
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=zy5t8_omPi0
■「移動台車付きセンサレス6Gロボット」

■「ToPo-FUZZY Navigation」の画面

■「WMC Barcelona 2026」開催概要
会期:2026年3月2日(月)~2026年3月5日(木)
会場:Fira Gran Via(スペイン・バルセロナ)
公式サイト:https://www.mwcbarcelona.com/
※1 PNEUMATIC BOT
空気で形をつくり、骨組みで動かすというコンセプトのロボット。エアで膨らむ専用のキャラクタバルーンとモーター駆動可能なフレームを組み合わせ、繊細な力制御を行うことが可能となる。
https://www.asratec.co.jp/products/pneumatic-bot/
※2 V-Sido
アスラテックのチーフロボットクリエイターの吉崎航が開発したロボット制御システム。リアルタイムにロボットを動かすことができ、急な衝撃を受けたときや不安定な足場でも倒れにくい安定性を備えている。形状や大きさ、アクチュエーターの種類などを問わず、さまざまなロボットに適用できるほか、いろいろなデバイス(インターフェース)からロボットを動かすことができるなど、汎用性の高さも特徴。
https://www.asratec.co.jp/products/v-sido-os/
※3 ToPo-FUZZY Navigation
東京都公立大学法人発ベンチャー 東海林ファジィロボット研究所が開発したトポロジカルマッピングとファジィシステムに基づく自律走行ナビゲーションシステム。センサで取得した3次元点群データを入力とし、自社独自の自己増殖型ニューラルネットワーク(AiS-GNG)により高速かつ高密度にトポロジカルマップを構築し、動的な未知環境に対してリアルタイムでマップを更新することで、カメラ画像を用いずに3次元形状から人やロボットを検知・位置推定することが可能。プライバシーにも配慮しつつ、ロボットと環境に設置した外部センサが協調することで、動的に変化する環境においてもトポロジカルマップ上での安全かつ効率的な経路計画によりスムーズな自律移動を実現。深度カメラだけでなく産業用グレードのLiDAR等にも幅広く対応し、長距離・広範囲なエリアを少ないセンサ台数でカバーして、複数台ロボットと協調させることもできる。また、カメラを使用しないため暗闇でも使用可能という特徴もある。
https://fuzzrobo.com/perception.html
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本件に関する報道関係からの問い合わせ先
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株式会社東海林ファジィロボット研究所
メール:toukairinn@fuzzrobo.com