セミヒューマノイドロボット「08式モビルロイド」の開発協力について

2026年10月1日
アスラテック株式会社

セミヒューマノイドロボット「08式モビルロイド」の開発協力について

アスラテック株式会社は、株式会社HatsuMuvが開発したセミヒューマノイドロボット「08式モビルロイド」の試作機開発において、ロボット制御システム「V-Sido」の提供およびバイラテラル制御にあたっての技術協力を行いましたのでお知らせします。

本試作機は、人が環境を認知し、判断し、行動する一連のプロセスを、できる限り自然に反映できる研究開発プラットフォームを目指して開発されたセミヒューマノイドロボットです。上半身は人の身体構造や作業姿勢を基準にして肩、肘、前腕、首、胴体などの関節配置と可動域が設計されているため、VR機器やモーションキャプチャーから取得した人の動きをロボットへ自然に反映することが可能です。また、日本と台湾で共同開発された、高トルク・高応答のQDDモーターが使われていることも特徴です。なお本試作機は、一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)が実施する「国産汎用ロボット開発コンペティション」※1において提案に用いられる機体で、2026年9月16日に開催された「フィジカルAI Summit」で初公開されました。

アスラテックは本試作機の開発に、株式会社ファジイロボット研究所と共に技術協力という形で参画しました。主にロボット制御システム「V-Sido」の提供およびバイラテラル制御で協力を行い、操作者自身の身体を動かすような直感的な遠隔操作や、バイラテラル制御による力覚も活用した滑らかな動作と高品質なデータ収集の実現に貢献しました。

アスラテックは、これまで培ってきたロボット制御技術やシステム構築の知見を生かし、人とロボットがより自然に協働できる社会の実現と、次世代のロボット研究開発プラットフォームの発展に向けて尽力してまいります。

写真■バイラテラル操縦デバイスで「08式モビルロイド」試作機を操作する様子

※1 国産汎用ロボット開発コンペティション
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託事業「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ロボティクス分野の生成AI基盤モデルの開発に向けたデータプラットフォームに係る開発」の一環として、一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)が実施するコンペティション。