V-Sido Powerシリーズ

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V-Sido Powerシリーズ ロボット用大電力分配基板セット

「V-Sido Powerシリーズ ロボット用大電力分配基板セット」は、QDDモーターを複数台使うロボットの電源周りをまとめる、ハブ基板(V-Sido Power Hub Board)とプリチャージ基板(V-Sido Power Precharge Board)のセットです。

一般に複数のQDDモーターへ電源を分配するには、分岐した配線と、バス電圧を支えるバルクコンデンサが必要になります。ただしコンデンサを大きくするほど、電源投入時の突入電流も大きくなります。本セットは、分岐とコンデンサをハブ基板1枚にまとめたうえで、その突入電流をプリチャージ基板で抑える構成です。

ハブ基板1枚で最大8系統へ電源を分配し、プリチャージ基板が電源投入時の突入電流を抑えます。プリチャージは電源を入れれば自動で完了するため、別途の制御信号やスイッチ操作は不要です。24V系・48V系のどちらでも使えます。

製品名 V-Sido Powerシリーズ ロボット用大電力分配基板セット
価格 19,800円(税込)
販売方法 スイッチサイエンスのマーケットプレイスにて販売
販売ページ:https://ssci.to/11411
セット内容
  • ハブ基板(V-Sido Power Hub Board)×1
  • プリチャージ基板(V-Sido Power Precharge Board)×1
  • XT-60 オス-メス ケーブル×1
  • ナイロンスペーサ×8
  • ナイロンナット×8
サポート情報
  • サポートページ:https://www.asratec.co.jp/products/v-sido-power/
  • 製造に起因する不具合の問い合わせ先:info01@asratec.co.jp
  • 発注・配送・初期不良の交換については、スイッチサイエンスへお問い合わせください

製品外観写真

特徴

  • ハブ基板1枚でモータ最大8系統に対応: XT-30コネクタで最大8台のアクチュエータへ分配。電源やバッテリーから伸びる配線を1本にまとめられます
  • メインラインはデイジーチェーン配線に対応: 入出力にXT-60を備え、電源ラインをそのまま次の機器へ引き通せます
  • 電力補償用コンデンサを搭載(約1mF): 急加減速時のバス電圧の落ち込みや、回生時の電圧上昇を緩和し、アクチュエータ側のドライバにかかるストレスを抑えます
  • 突入電流対策済み: 抵抗+MOSFET方式のプリチャージ基板が、コンデンサへの初期充電電流を制限。電源突入時のコネクタタのスパークや、電源装置の過電流保護の誤作動を防ぎます
  • プリチャージ回路内蔵で配線がシンプル: 通電と同時に自動でプリチャージを開始し、ハブ基板1枚(コンデンサ約1mF)なら1秒以内に完了します。外付け回路やマイコンからの制御信号、スイッチ操作は一切不要です
  • 両基板にインジケータLEDを搭載: プリチャージ基板は「プリチャージ中」と「完了」を判別でき、投入シーケンスが目視で追えます。ハブ基板はコンデンサの残留電荷を表示し、作業前後の安全確認に使えます。
  • 根元1系統+分岐4系統の二段構え短絡保護: プリチャージ基板の入力段(根元1系統)と、ハブ基板の分岐後(2系統ごと・計4系統)にそれぞれヒューズを搭載。1台のアクチュエータや配線の短絡が、システム全体を巻き込みにくい構成になっています
  • 入出力電圧の監視端子付き: プリチャージ基板に入力側・出力側の電圧を測定できるパッドを備えており、テスタやオシロスコープでの確認が容易です
  • 24V・48V両対応: 電圧系の異なるシステムで同じ構成を流用できます

ハードウェア仕様

共通

項目 仕様
対応バス電圧 DC 24V系/48V系
最大電流 30A

ハブ基板(V-Sido Power Hub Board)

項目 仕様
出力分岐数 最大8系統
モーター側コネクタ XT-30
メインライン入出力コネクタ XT-60(入力・出力の2個所、ディジーチェーン対応)
接続コンデンサ合計容量 約1,000μF(1mF)/電力補償用
コンデンサ耐圧 100V
1系統あたり許容電流 20A
出力短絡保護ヒューズ 分岐後に2系統ごとに1個(計4個)/定格20A、交換可能
インジケータLED コンデンサの残留電荷確認用
中継する信号 電源のみ(CAN・その他信号は中継しません)
外形寸法 約103×66mm×30mm(突起部含む)
重量 約75g

プリチャージ基板(V-Sido Power Precharge Board)

項目 仕様
方式 抵抗+MOSFETによる電流制限
起動シーケンス 自動(通電のみで完了、外部制御不要)
プリチャージ時間 1秒以内(ハブ基板1枚・コンデンサ約1mF接続時。容量に比例して長くなります)
プリチャージ抵抗値 4.7Ω
プリチャージ突入電流ピーク値 約10A(48V時)
入出力コネクタ XT-60
短絡保護ヒューズ バスライン上に内蔵/定格30A、交換可能
電圧監視端子 入力側・出力側の各電圧を測定可能(端子形状: 2.54mmピッチ)
インジケータLED プリチャージ中/プリチャージ完了を判別できる状態表示
外形寸法 約103×69×26mm(突起部含む)
重量 約49g

配線図(例)

接続方法、使い方などの詳細は、製品のマニュアルを参照してください。

関連資料

マニュアルは以下からダウンロードすることができます。
本製品のご利用の前に、必ずマニュアルをご確認ください。

ご利用にあたっての注意事項

  • ハブ基板のコンデンサ電圧確認用LEDが点灯している間は、端子や基板に触れないでください。なお、LEDは一定電圧(順方向電圧)を下回ると消灯するため、消灯後も基板上に電圧が残っている場合があります。安全を確保する場合は、プリチャージ基板の電源監視端子でテスター等を用いて実際の電圧を確認してください
  • 定格を超える電流および電圧では使用しないでください。発熱・火災・製品破損の原因となります
  • 本製品は電子工作および研究開発用途を想定しています。人体に危害が及ぶ可能性のある用途、および高い信頼性・安全性が要求される機器への組み込みはお控えください
  • 金属製の筐体やフレームに直付けしないでください。基板裏面のハンダやスルーホールが接触し、短絡や破壊・火災の原因になります。必ずスペーサーや絶縁シート等を用い、十分な絶縁を確保して固定してください
  • ビス留め等の実装時、基板に過度なねじれやたわみを加えないでください。内部パターンやチップ部品にクラックが生じ、短絡・破損の原因となります
  • 電源およびバッテリーの極性を誤って接続しないでください。本製品は逆接保護は搭載しておらず、基板および接続機器が破損・発火する恐れがあります
  • 配線は定格電流に十分耐えうる線径を使用してください。端子のコネクタは確実に挿入してください。接触抵抗による異常発熱や感電・火災の原因となります
  • 基板を取り扱う際は、人体や工具の静電気を除去してから作業してください。製品破損の恐れがあります
  • 落としたり、重い物を乗せたり、強い衝撃を与えたり、圧力をかけたりしないでください。製品破損の原因となります
  • 埃の多い場所、水がかかる場所、または湿気が高く結露が生じる場所では使わないでください。短絡や発煙・発火の原因となります
  • 通電中および電源オフ直後は、濡れた手を含め、本製品に直接触れてはいけません。感電等による製品破損・やけどの原因になります
  • 本製品から煙がでたり異臭がしたりするなどの異常を確認した場合、ただちに電源を遮断し、利用を中止してください