自動装薬システム

前田建設工業株式会社様
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前田建設工業株式会社と株式会社前田製作所が開発した山岳トンネル自動化技術「自動装薬システム」について、ロボット制御システム「V-Sido」による技術協力を行いました。

「自動装薬システム」は、切羽(きりは:トンネル掘削の最先端箇所のこと)に作業員が立ち入ることがなく、自動的に発破を装填できるようにしたシステムになります。

このシステムは、ドリルジャンボのガイドセルに搭載され、①親ダイ供給機構、②位置合わせ機構、③送出し機構、④増ダイ供給機構で構成されています(図1)。

図1 自動装薬システム

写真1「V-Sido」による自動装薬システムの制御画面

「自動装薬システム」は、前田建設工業株式会社のICI総合センターに建設した模擬トンネルで実証実験が実施されており、基本性能が確認されています。(写真2~7)

写真2 前田建設工業ICI総合センター模擬トンネル全景

写真3 模擬トンネル内に配備された状態のドリルジャンボ配備状況

写真4 模擬トンネル内 実証試験状況

写真5 ④増ダイ供給機構(従来機を自動制御)

写真6 自動装薬用親ダイ

写真7 粒状爆薬例(「ランデックス」:カヤク・ジャパン製)

本システムを搭載したドリルジャンボを模擬トンネル内に配備し、一連動作の実証試験を実施しました。(写真8)

写真8 一連動作の実証試験状況

本システムは、今後、現場に導入し、現場適用・検証を進めるとともに、全自動化の技術開発を推進させるとのことです。

土木建設業界における社会的課題である災害僕滅や技能労働者不足に対して、今後も技術協力して参ります。

※ドリルジャンボ:発破削孔やロックボルト削孔が可能なトンネル専用の削岩機
※ガイドセル:ドリルジャンボのアーム部
※親ダイ:発破孔最奥に装填される雷管を取り付けた起爆用爆薬
※増ダイ:親ダイに続いて装填される爆薬

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名称

自動装薬システム

Category
Works with V-Sido